「発光樹林帯」高木敏克
2021年 03月 29日
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監修帯書「倉橋健一氏」装幀「倉本修装幀事務所」出版社「澪標」です。
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音楽の富を詩に、といったマラルメの言葉を援用するなら、高木敏克さんの今回のこの詩集を読んで、凄まじいまでのプロット性、豊かな散文の量に圧倒された。まさに小説の富を詩に奪回しつつある詩集と言っていいだろう。カフカや初期安部公房のエキスを彷彿させて、変容をキィワードに、ぐいぐい読者を誘い込む。その一方で、ことば遊びの要素など肌理こまかさも忘れない。あえて実存詩集と呼んでみたい。(倉橋健一氏)
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by glykeria
| 2021-03-29 17:52
| 詩
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